最近では、ハイブリッド加湿器が注目されていますが、そのデメリットやメリットについては、まだまだ知られていない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハイブリッド加湿器の意味や効果、デメリットやメリットについて詳しく解説します。
さらに、うるさいと言われることもあるハイブリッド加湿器の騒音についてや、カビや衛生面の心配についても取り上げます。
これらの情報を踏まえて、あなたにとって最適な加湿器を選ぶための参考にしてみてください。
色々調査してみましたので参考にして下さいね!きっと疑問や不安点がスッキリ解消できます。
目次
ハイブリッド加湿器デメリットは?
ハイブリット加湿器は2種類ありデメリットもそれぞれ異なります。
「加熱気化式」
・気化式に比べて電気代が高い。
・フィルターのメンテナンスが必要。
・本体価格が高い。
「加熱超音波式」
・超音波式に比べて電気代が高い。
・水蒸気の粒が大きく加湿器の周辺が濡れやすい。
どちらのタイプも熱を使って加湿するので消費電力が大きくなります。
そのため気化式や超音波式よりも電気代が高くなるのが一番のデメリットでしょう。
ハイブリッド加湿器メリットは?
メリットは次のようなものが挙げられます。
「加熱気化式」
・加湿スピードが速い。
・やけどの心配がない。
・広範囲を加湿できる。
ファンを使用するので広範囲をスピーディーに加湿できます。
また吹き出し口が熱くならないので安全です。
蒸気の粒子はとても細かく周りが濡れないのもメリットですね。
「加熱超音波式」
・雑菌の繁殖を抑制できる。
・音が静か。
・コンパクトなものが多くデザインも豊富。
・本体価格が安い。
それぞれのメリット、デメリットを理解して選ぶことが大切ですね。
ハイブリッド加湿器は意味ない?意味ある?
加湿器には大きく分けてスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリット式があります。
その中でもあえてハイブリット式を選ぶ意味ってあるのでしょうか。
ハイブリット式加湿器には
①加熱気化式(ハイブリット気化式)
②加熱超音波式(ハイブリット超音波式)の2種類があります。
ハイブリットにすることで気化式、超音波式加湿器のデメリット補い、スチーム式加湿器のメリットを加えていいとこ取りができるわけです。
熱を利用することにより加湿スピードを速め、超音波式加湿器のデメリットである雑菌の繁殖を抑える効果もあります。
電気代や本体価格は高くなりますが、それ以上のメリットが得られるので予算に余裕があるならハイブリット式をおすすめします。
ハイブリッド加湿器はうるさい?
加熱気化式はファンを使ってフィルターに温風を当てるので、ファンの送風音をうるさいと感じるかもしれません。
一方、加熱超音波式はファンを使用しないので静音性に優れています。
寝室などで静音性を重視したいのであれば加熱超音波式を選ぶか、加熱気化式なら静音モードがついているタイプが良いでしょう。
実際購入した方の口コミをいくつか紹介します。
「加熱超音波式」
・なかなか静か・運転音が少しあるがそこまで気にならない・全然静か
「加熱気化式」
・付いてるかわからないくらいに静か・自動運転中は音がうるさい・暖房をつけるとパワフル設定になり音がすごい・思ったより静か
ハイブリッド加湿器 カビや衛生面の心配は?
加熱気化式の場合フィルターは常に濡れているため、手入れを怠るとカビが発生しやすいというデメリットがあります。
加熱超音波式は水を加熱するため、一般的な超音波式に比べ菌の繁殖を抑えられます。
ハイブリット式はヒーターを使うことで構造が複雑になり、お手入れしにくいというデメリットがあります。
フィルターの自動乾燥機能が付いていたり抗菌加工がされている機種や、なるべく凹凸が少なくシンプルで掃除がしやすいものを選ぶなどお手入れのしやすさも購入前に確認しておきましょう。
ハイブリッド加湿器 電気代は?
ハイブリット式加湿器はヒーターを使用するので気化式や超音波式に比べれば電気代は高くなります。
加熱気化式は始め熱を使って加湿しますが、部屋の湿度が高くなると加熱が止まり気化式の加湿方法に切り替わるので、その分電気代は安く抑えられます。
また、部屋の大きさに比べ小さい加湿器を選んでしまうと、加湿量が足りず常にフル稼働で加湿し続け電気代が高くなる可能性があります。
ハイブリッド加湿器 子供や赤ちゃんには効果ある?必要?
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
肌はもちろん鼻や喉の潤いを保つことで風邪予防にもなるので加湿器で適度な湿度を保つことは大切です。赤ちゃんや子供がいるご家庭で加湿器を使う場合、最も気になるのは衛生面と安全面ですよね。
スチーム式は加湿能力や衛生面では優秀ですが、蒸気が熱いためやけどの心配があります。
安全面を考慮すると気化式かハイブリット加湿器が良いでしょう。
気化式は熱くならず安全ですが、加湿能力が低いためハイブリット加湿器がおすすめです。
フィルターに温風を当てる加熱気化式と加熱した水を霧状にして放出する加熱超音波式では、より安全な加熱気化式の方が向いています。
また、衛生面ではフィルターにカビが発生しないようこまめなお手入れを心がけましょう。
ハイブリッド加湿器 一人暮らしには必要?効果ある?
一人暮らしでも暖房にエアコンを使用すると乾燥が気になるかもしれません。
また、湿度を上げておくと体感温度も高くなるので加湿は必要でしょう。
一人暮らしの場合何にこだわるかにもよりますが
・本体価格の安さ
・電気代の安さ
・コンパクト
・手入れのしやすさ
がポイントになると思います。
本体価格とコンパクトさで選ぶなら圧倒的に超音波式です。
手入れのしやすさならスチーム式、電気代の安さなら消費電力の小さい超音波式や気化式になります。
しかし本体価格や電気代の安さだけではコスパが良いとは言い切れません。
効率よく加湿することも考えるならバランスの良いハイブリット式がおすすめです。
本体価格が安くコンパクトで場所を取らないものなら加熱超音波式、加湿能力が高く電気代を抑えたいなら加熱気化式を選ぶと良いでしょう。
ハイブリッド加湿器 小型 卓上タイプ おすすめは?①
マクスゼン KSH-MX602
・加熱超音波式
・蓋を外して上部からの給水、タンクを外して蛇口から給水可能。
・加湿方向は360度調整可能。
・タッチパネル式のアイコン表示。
・湿度は5%刻みに30〜80%まで設定可能。
・加熱あり、無しでそれぞれ3段階の加湿量調整。
・アロマトレー付き。
・空焚き防止設計。
・最大12時間のオフタイマー設定が可能。
・おやすみモードにするとおやすみアイコン以外は表示が消える。
・リモコン付き。
サイズ/幅約246mm×高さ約310mm×奥行き約200mm
重さ/約2,7kg
コードの長さ/約1,4m
加湿量/加熱ON レベル3 550ml レベル2 450ml レベル1 350ml
加熱OFF レベル3 300ml レベル2 200ml レベル1 100ml
消費電力/275W
タンク容量/5,5L
最大連続加湿時間/40時間
適応面積/14畳
https://item.rakuten.co.jp/a-price/4571495431496/
ハイブリッド加湿器 小型 卓上タイプ おすすめは?②
エルズ ヒュミディファイアー プラス
・加熱超音波式
・直接水を足すことも、タンクを外してバケツのように給水することもできる。
・タンク内の雑菌を抑える抗菌カートリッジ搭載。(交換目安半年から1年)
・水タンクは間口が広く、手入れがしやすい。
・シンプルなタッチパネル。残水量もわかりやすく表示。
・本体と同じボタンにプラス6時間オンタイマー、LED減光機能ボタンがついたリモコン付き。
・3段階のミスト調節機能。
・アロマトレー付き。
・抗菌加工(水タンク、水タンクカバー、ミストガイド、本体水槽部分)
サイズ/幅206mm×奥行き206mm×高さ303mm
重さ/2,2kg
コードの長さ1,5m
最大加湿量/350ml/h
消費電力/約70W
タンク容量/約4L
連続加湿時間/約11時間(加湿量最大時)
適用畳数/約10畳 https://item.rakuten.co.jp/roomy/elc17oct27e01/
ハイブリッド加湿器 小型 卓上タイプ おすすめは?③
Pokitter PKT-HDPRO
・加熱超音波式
・uv-cライトと高温加熱した水で除菌。
・蓋をつけたままでも蓋を外しても直接給水でき、タンクを外して蛇口からでも給水できる。
・チャイルドロック機能付き。
・LEDデジタルパネル表示で湿度レベルやタイマー設定が見やすく表示。
・空焚き、転倒湯もれ防止機能付き。
・エッセンシャルオイルボックス付き
・1時間から12時間まで設定できるタイマー機能付き。
・おやすみモードでLEDデジタルパネルの表示がオフになる。
・洗うパーツがシンプルな構造で手入れしやすい。
・リモコン付き
サイズ/記載なし
重さ/23,9kg
容量/5L
最大加湿量/熱霧モード430ml/h 冷霧モード320ml/h
最大加湿時間/31時間
適応床面積/ 8,5-15畳
ハイブリッド加湿器 静音タイプ おすすめは?①
ダイニチ HD-RX900A
・温風気化式、気化式
・最小音13dB、最大音30dBの静音設計。
・インテリア性の高い本体デザイン。
・電気代を抑えるエコモーター搭載。
・抗菌トレイ、抗菌気化フィルター、抗ウイルスフィルターと除菌フィルターで清潔。
・お手入れしやすいタンクと引き出し式トレイ。
・おやすみ加湿や気化式運転のみのエコモード、のど肌モードや静音モードなど便利な機能付き。
・設計から組み立て、検査まで全て日本製。
サイズ/幅約375mm×奥行き約210mm×高さ約375mm
重さ/約5,1kg
コードの長さ/2m
加湿能力/標準860ml/h エコ/460ml/h
消費電力(50/60Hz)/標準470/470 エコ/14/18W
タンク容量/約6,3L
連続加湿時間/標準約7,3時間
適応床面積の目安(50/60Hz)プレハブ洋室~24畳 木造和室〜14,5畳
https://item.rakuten.co.jp/ei-one/hd-rx911_2/
ハイブリッド加湿器 静音タイプ おすすめは?②
アイリスオーヤマ UHK-500
・加熱超音波式
・強運転のみ加熱運転。
・吹き出し口は大小2箇所でどちらも360度回転。
・動作音が静か。
・上からの給水とタンクを外して給水可能でタンク内の掃除もしやすい。
・加湿モードは3段階切り替え。
・40%〜70%の範囲で5%刻みの湿度設定が可能。
・本体のタッチパネルとリモコンで操作可能。
・おやすみモードで加湿モード以外のLED表示を消灯。
・1〜9時間の間で1時間単位での切りタイマー設定可能。
・チャイルドロック機能付き。
・カルキ防止フェルトと銀イオンカートリッジで衛生的。
・アロマ対応。
サイズ/幅約20,2cm×奥行き約21,8cm×高さ約32,3cm
重さ/約2,8kg
最大消費電力/110W
タンク容量/約4,5L
最大加湿量/約500ml/h
加湿時間/約9時間(強運転時)
適応床面積/木造和室8,5畳 プレハブ洋室14畳
https://item.rakuten.co.jp/u-denki/517428/
ハイブリッド加湿器 静音タイプ おすすめは?③
ヤマゼン AZH-L50
・加熱超音波式
・360度ツインノズルで広範囲の加湿が可能。
・タンクの上部から給水可能、タンクを外して給水することもできる。
・3段階に湿度設定でき、設定した湿度を保つように自動運転する。
・1〜8時間の間で切りタイマーのセットが可能。
・1日6時間使用しても1日15,7円と省エネ。
・リモコン付き
・アロマ対応
サイズ/ 幅24,6cm×奥行き17,7cm×高さ33,5cm
重さ/2,4kg
コードの長さ/1,5m
加湿量/ヒーターON 強400ml/h 中300ml/h 弱200ml/h
ヒーターOFF 強320ml/h 中220ml/h 弱100ml/h
消費電力/97W
タンク容量/約5L
連続加湿時間/ ヒーターON 最大約25時間(弱)ヒーターOFF 最大50時間(弱)
適応床面積/木造和室〜約7畳 プレハブ洋室〜約11畳
https://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/q8475/?s-id=top_normal_browsehist&xuseflg_ichiba01=10042824
ハイブリッド加湿器 除菌タイプ おすすめは?①
ドウシシャ クレベリン WHK-1217CL
・加熱超音波式
・「クレベリンLED」を搭載、二酸化塩素ガスを発生させ空気を除菌、消臭、ウイルス除去。
・SIAA抗菌加工。「抗菌性」「安全性」「適切な表示」の基準を満たす製品に表示されるSIAAマーク付き。
・美しい本体デザイン。
・最後の操作から1分後ランプと温度表示、LEDが自動で減光。
・蓋を開けて上から給水可能。
・加湿のみ、クレベリン機能のみの使用も可能。
・二酸化塩素の発生量は2段階で調整が可能。
・加湿量は4段階で調整できる。
・快適、うるおい、おやすみの3つの自動運転モード。
・2時間と4時間の切りタイマー付き。
サイズ/ 直径246mm×高さ700mm
重さ/4,8kg
コードの長さ/1,8m
加湿量/急速700ml/h 強500ml/h 中300ml/h 弱100ml/h
消費電力/約75W
タンク容量/約4L
連続加湿時間/ 約5時間(急速運転時)
適応床面積/木造和室約12畳 プレハブ洋室約19畳
https://item.rakuten.co.jp/roomy/dss16sep13e04/
ハイブリッド加湿器 まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「ハイブリット加湿器」について解説しました。
加熱超音波式は静音性が高くコンパクトで菌の発生を抑制でき、割と安価に購入することができます。
加熱気化式はファンが搭載されるため若干音がすることとコンパクトさに欠けますが、温風を送るので気化式よりも加湿スピードが速く広範囲にまで湿度を行き渡らせることができます。
加熱超音波式に比べると高額なものが多い印象ですね。
おしゃれなものから高機能なものまで本当にたくさんの種類が販売されています。
機能性やデザイン性、メンテナンスのしやすさなどを比較してご自身が求める最高の加湿器を探してみてください。
今回紹介したハイブリット加湿器もぜひ参考にしてくださいね。